バーチャルおばあちゃんの中身と炎上事件まとめ【中の人/すあだ/シロ】
『バーチャルおばあちゃん』とは2018年1月30日から活動を開始したバーチャルYouTuberです。
名前の通りに他のVTuberとは絶対に被らない外見、他に類を見ないトーク内容からその存在をVTuber界に知らしめている異色のVTuberとなっています。
今回は『バーチャルおばあちゃん』とはどんなバーチャルYouTuberなのか、
- 中の人の特定情報
- 中身とされるプロデューサーの『すあだ』
- 過去に起こした炎上事件の内容
- 『電脳少女シロ』、『ときのそら』らとの関係
などについてまとめました。
『バーチャルおばあちゃん』のプロフィール
- 名前:バーチャルおばあちゃん
- 性別:女性
- 年齢:80代という設定
- 別名:ニコニコおばあちゃん、サンプルおばあちゃん、プライベートおばあちゃん、バーチャル婆(VB)など他多数
- プロデューサー:すあだ
VTuber界指折りの問題児(!?)『バーチャルおばあちゃん』とは?
『バーチャルおばあちゃん』とは、2018年1月30日から活動を開始したVTuberです。
「ニコ生界の新海誠」と称される人物すあださんがプロデュースするVTuberであり、彼の今まで作成した世界観に負けず劣らずのサイコでぶっ飛んだ性質を持つキャラクターとなっています。
視聴者のことは基本的に「ヘルパー」「孫」と認識しているらしく、動画内でもそのように発言することがあります。
たまにゲームのNPCや味方も「ヘルパー」と呼んでいることがあります。
口癖は度々動画内に登場する「バーチャルおばあちゃんだよ」と、「恐ろしいねぇ…」です。
一番恐ろしいのはこの『バーチャルおばあちゃん』だったりするのですが。
主な動画配信の内容は「雑談」と「ゲーム実況」と「歌ってみた」です。
歌ってみたでは「三味線」を使っていると言っていますが、実際は「アコースティックギター」らしいです。
ちなみに三味線ライブ時には豪華ゲストと称して、福山雅治さんを始めとした様々な芸能人が登場しますが、全て『バーチャルおばあちゃん』の中の人が演じているモノマネです。
外見は紛れもなく「おばあちゃん」となっており、白髪頭に老眼鏡、つぶらな目と、その発言内容に全く相応しくない穏やかそうな人物といった印象を受けます。
この外見は、Webカメラに写したものをモーションキャプチャーしてアバターに反映させることが出来るソフト「FaceRig」にサンプル素材として搭載されている「ヘーゼルおばあちゃん」のものをそのまま使用しています。
『バーチャルおばあちゃん』大暴走!?発言内容が過激
こんな優しげな外見に反して、『バーチャルおばあちゃん』の口から出てくる言葉は過激なもののオンパレードです。
戦争ネタ、高齢者ネタ、更には他国を乏しめるネタや差別発言など、問題でない発言を数えた方が早いレベルで問題発言を量産します。
プレイするゲームが「バイオハザード」「グランドセフトオート」「モンスターハンター」などのバイオレンス要素が強めなのも相まって、ゲームプレイ実況動画は輪をかけて激しい口調になります。
特に「PRAYER UNKONOWN’S BATTLE GROUNDS」などのFPSゲーム時には、戦争経験があるという設定に準じてか、最早言うに憚れるような発言だらけとなります。
こちらは正直、実際見て頂いた方が良いかと思われますが、内容にかなり過激な発言が登場しますので、閲覧の際は十分に注意してください。
ちなみにこんな発言ばかりしていますが、視聴者からは何故か酷く愛されており、「ババア」呼ばわりしながらもYouTubeのスーパーチャットではお金を払う(通称「投げ銭」)する人が絶えない人気者であったりします。
『バーチャルおばあちゃん』誕生秘話
『バーチャルおばあちゃん』は当初、単独のキャラクターとして製作されていたわけではなく、プロデューサーすあださんが展開するVTuber「さょちゃん」の前座として登場した、いわゆる一発屋キャラクターでした。
しかし、その微笑みを崩さないスタイルから突如ぶっ込まれる不謹慎な毒舌が人気を博し、その人気を受けて「すあだチャンネル」から独立しました。
独立後は一週間ほどで、独立元であったすあだチャンネルのチャンネル登録数を越えてしまうという快挙を成し遂げました。
この登録数はさすがのすあださんも予測していなかったため、すあだ作品群のマスコットキャラクターである「いぬわんたん」がTwitter上で思わず嘆きの声を漏らす様が見られました。
おばあちゃんがバズろるんかい
— いぬわんたん (@inuwantan) 2018年1月28日
ちなみに、2018年6月18日現在『バーチャルおばあちゃん』のチャンネル登録数は10万8千270人です。
『バーチャルおばあちゃん』の中の人は特定済み!
過激発言が多数登場し、人を選ぶ内容の動画ながらも人気を博しているVTuber『バーチャルおばあちゃん』。
中の人は一体誰なのでしょうか。
実は『バーチャルおばあちゃん』の中の人は公開されていないにも関わらず、ほぼ特定されてしまっています。
『バーチャルおばあちゃん』の中身はプロデューサー「すあだ」
『バーチャルおばあちゃん』の中の人は、彼女のプロデューサーであり、様々な作品を生み出して動画投稿を行っているマルチクリエイターすあださんであると言われています。
特定理由はどこを見ても明かされていませんが、すあださんが個人で製作している人形劇動画などを閲覧してみるとわかるのですが、同じ声をしています。
というかすあださんは動画の全てを自ら作成しているため、『バーチャルおばあちゃん』の声もすあださんが当てていると考えるのが妥当でしょう。
ちなみにすあださん自体のプロフィールはほぼ謎に包まれていて、ニコニコ生放送で本人が登場しても覆面姿で素顔を見せず、誕生日や年齢などの全てが非公開になっています。
- 「すあだ」さんの画像
わかることは「男性である」ことと、「ニコニコ動画の古参利用者である」ことと、「いぬわんたんは1995年にクリスマスプレゼントとして貰った犬のぬいぐるみである」ことのみです。
詳細なプロフィールは完全に不明なのですが、彼のファンからは「そういうものである」という認識をされているため、今後も公開を望まれないし、公開をしないと思われます。
『バーチャルおばあちゃん』炎上事件の内容まとめ
『バーチャルおばあちゃん』は「歩くバルカン半島」「生きる国際問題」などと称される通り、いつでも炎上してしまいそうな危うさを持っています。
しかし、世間は彼女のそれを「特徴」として捉えているせいか、今の今までほぼ炎上と言われるような騒ぎは起こしていません。
そんな中、『バーチャルおばあちゃん』が起こしてしまった数少ない事件を以下にまとめていきます。
VTuberフォロー解除事件
『バーチャルおばあちゃん』はかなり異色の存在であったためか、他のVTuberからもかなり気になる人物であったことが伺えます。
特に電脳少女シロは彼女のTwitterをフォローし、彼女の名前を動画内で出すなど、かなり応援していくようなスタンスを取っていました。
しかし、『バーチャルおばあちゃん』の発言に熱が入り、更に過激なそれが多くなると、炎上騒ぎ及び延焼を恐れてか、フォローを解除し、以降は彼女の名前すら動画に出さないようになってしまっている模様です。
その他、ときのそらも『バーチャルおばあちゃん』のTwitterをフォローしていましたが、電脳少女シロのフォローが外れたのと同時期に彼女からもフォローが外れました。
このVTuberからの「フォロー解除」は、電脳少女シロやときのそらのバックについている運営が炎上騒ぎを恐れたからとも言われていますが、『バーチャルおばあちゃん』が、彼女らに自身の発言による炎上を飛び火させるのを防いだためとも言われています。
多くは語られていないため、その詳細は不明となっていますが、現在でも電脳少女シロとときのそらは『バーチャルおばあちゃん』に対する発言を控えているようです。
そんな中、異色なのがキズナアイであり、Twitter上でのフォローは行っていないものの、キズナアイは『バーチャルおばあちゃん』の物真似を動画内で披露したり、『バーチャルおばあちゃん』は自身を「キズナアイの60年後の姿である」と言ったりなど、互いに動画内でその存在に対して言及しております。
『バーチャルおばあちゃん』の発言がキズナアイの熱狂的なファンに何か言われないかだけが心配ですが…
ちなみに『バーチャルおばあちゃん』からはなぜかドナルド・トランプアメリカ大統領のみをフォローしており、その理由は「行動を監視するため」とされています。
ポプテピピックにいぬわんたん登場事件
これは『バーチャルおばあちゃん』が起こした事件というか、彼女の背後であるすあだ(いぬわんたん)さんが起こした炎上事件ですが。
2018年6月現在でも連載が続いている、大人気不条理ギャグマンガ「ポプテピピック」に、すあださんが動画内で作ったキャラクターである「いぬわんたん」らしきキャラクターが登場し、連載時のサムネイルにされるという事件が起こりました。
元よりポプテピピックはパロディネタやネット上で騒がれている事案をネタにすることが多く、今までも数多くのギリギリなネタを排出してきました。
大体は版権者やそういう界隈の人からスルーされたり、炎上してもネタとして扱ったりなど、問題なく過ごしてきましたが、今回はすあださんが抗議をしたようで、後日サムネイルを差し替える処置を受けました。
権利を持っているだろう人からの指摘のため、当たり前の対応であったと思います。
どっかの4コマ漫画に勝手にわんたんを表紙のキャラクターにされていましたが、編集部に問い合わせて消してもらいました。
どっかの漫画のキャラクターになった覚えもどっかの出版社の有するコウンテンツになった覚えもないのでご安心くあさい。— いぬわんたん (@inuwantan) 2018年1月17日
わんたんから怒っとるやつへ pic.twitter.com/GZsfH5lbZp
— いぬわんたん (@inuwantan) 2018年1月19日
これからもわんたんが許さんと思うやつはわんたんが許さん
— いぬわんたん (@inuwantan) 2018年1月18日
「これからもわんたんが許さんと思う奴はわんたんが許さん」とコメントを残しておりますが、これに対して「いぬわんたんも市販のぬいぐるみを使用しているんだから、オリジナルではない」と抗議する人物も現れました。
これによりコメント欄が軽く荒れるといったボヤ騒ぎとなりますが、それに関しては別段延焼することなく、鎮火していったようです。
肝心のポプテピピック作者大川ぶくぶさんとすあださんの関係ですが、大川ぶくぶさんはすぐにTwitter上で謝罪文を出し、すあださんと和解しています。
2018年1月にはすあださんのキャラクターを描いた年賀状を送るなど、関係は改善されているようです。
今回の話のサムネが指し変わった件について、この描き方はまずかった、完全に俺の落ち度だと感じています、ただネガティブな感情(自分のキャラだと主張したり、晒しあげる意図)はまったく無かったとだけ書かせてください、それでも誤解を与えてしまう内容であったと自覚しています、すいませんでした
— 大川ぶくぶ/bkub (@bkub_comic) 2018年1月17日
大川ぶくぶ先生と@bkub_comicコラボ年賀状をなりました pic.twitter.com/7MENwIfZuw
— いぬわんたん (@inuwantan) 2018年1月25日
2018年6月現在、事件は完全に鎮火の様相を見せています。
まとめ
全てにおいて異色のバーチャルYouTuber『バーチャルおばあちゃん』とは
- 御年80歳代のおばあちゃんYouTuber
- 過激な発言と不謹慎な毒舌が持ち味
- 元は一発屋
- 中の人はプロデューサーでもあるすあださん
- 他VTuberとの交流はほぼ行っていない
- 過去に中の人は炎上事件を起こしている
とのことでした!