2017年3月7日に行われたWBC『日本対キューバ戦』での出来事を巡って、大騒動に発展する事態が起きています。
というのも、4回裏に山田哲人さんが放った打球を、ある少年がキャッチしたことにより、幻のホームランになってしまったのです!
この事態を巡って、ネット上は大荒れになる事態となりました。
一体どういうことなのか、その流れを詳しくご紹介します。
山田哲人の幻のホームラン動画とは?
まず問題となっている
山田哲人さんの幻のホームラン動画
を見てみましょう。
山田哲人幻となったWBC初ホームラン#山田哲人#ホームラン#グローブ#wbc2017 #侍ジャパン pic.twitter.com/mGuwL6uTvx
— 野球が好きな高校生 (@4aASV1LXJgq3CW0) 2017年3月7日
…これはちょっと…#侍ジャパン#WBC#野球 pic.twitter.com/CS5oXcr0ws
— 孝@赤いクツ (@akaikutunotaka) 2017年3月7日
幻のホームラン動画の流れをまとめると、
- 打った瞬間、山田哲人さんはホームランを確信したようにダイヤモンドを駆け回る
- そしてテレビの表示でも「HOMERUN」と表示され、誰もがホームランを確信していた。
- しかし、少年がフェンスを越える前にホームランボールをキャッチしたために判定が覆る
- ビデオ判定の結果、ホームランは取消(幻のホームラン)となり、2塁打になった
となります。
問題はフェンスを越える前にキャッチしたこと
何が問題だったのかというと、少年がフェンスから身を乗り出してボールをキャッチしてしまったことです。
完全にホームランじゃないボールをキャッチしとるやないかwwwwww
あかん、あかん、、、、、 pic.twitter.com/uyCYPTPBch— ももちもも。 (@0507King) 2017年3月7日
捕ってしまいましたなぁ pic.twitter.com/pWUmuXNRCK
— ✨私がういにゃんだ✨ (@ui_nyan) 2017年3月7日
これにより、ホームランだったのかどうだったのかが曖昧な形となり、
結果、ビデオ判定により2塁打という判定になったのです。
写真の手の伸ばし方を見る限り、取らなければ入っていなかったように見えますので、妥当な判断だと言えるでしょう。
ボールをキャッチした少年に非難が相次ぎ炎上!
しかし、誰もがホームランを確信していただけに、この判定の覆りによりネット上は炎上する事態となりました。
観客のせいで山田哲人のホームラン消されたわ…😱💥💥💥
— にちえ (@nichi0423) 2017年3月7日
まーた観客のキャッチかよ!スポーツ観戦マナーがなってねーよ!!
— 鳳凰院凶真@FGO (@oniyomemusou) 2017年3月7日
前に手を伸ばしてキャッチはだめでしょ
— [韋駄天キャット]前川みく (@Mikunyan_st) 2017年3月7日
ホームランじゃねぇのかあ
あのキャッチした客なんだよ
余計なことすんなよ— あやたか・ω・`。 (@aytk131) 2017年3月7日
ホームランボールをキャッチしたい気持ちはわかるが、フェンス前にグローブだすなクソガキ。
— ya⊂(・ิϖ・ิ)⊃ma (@yama8348) 2017年3月7日
山田哲人のホームランが
1対1の同点でむかえた4回裏ツーアウトランナー2塁
の状態での勝ち越し打だったので、それがより一層炎上を加熱させる事態に導いたようです。
ホームランボールをキャッチした少年も特定される・・・
事態はこれだけに止まらず、
ホームランボールをキャッチした少年
も特定されてしまいます。
おい、あの黒のパーカーのアホの特定はよ
— キュアしょうこう (@scole_j) 2017年3月7日
どうやらボールをキャッチした少年の友人が写真を撮影し、
その画像をツイッターに投稿したことで特定されてしまったようです。
それにより、このアカウントに非難が集中する事態となり、
ほどなくしてアカウントは削除されました。
少年は出禁になったとの噂も
またホームランボールを取った少年は警備員に連行され、出禁になったという噂も浮上しています。
山田哲人のホームランボール取った少年
永久に出禁とか辛すぎる。 pic.twitter.com/tsYs34jFIF
— タ ナ カ リ ョ ウ (@tanaka_ryo0824) 2017年3月7日
出禁になったかどうかはネット上の噂なので定かではありませんが、現場にいた人によれば怒られていたのは確かなようです。
スポーツ紙にも取り上げられる
一連の騒動は、スポーツ新聞にも大きく取り上げられるほど大きな騒動となりました。
昨日の山田哲人のホームラン性の打球を強奪したクソガキがスポーツ新聞にモザイク無しで顔出しで出てるwww pic.twitter.com/oglVAGq2ml
— みのりん (@minorin_huna) 2017年3月8日
かなり大きな騒動に発展してしまっていることが分かりますね、
インターネットの怖さを指摘する声も
この騒動を通して、ネット上ではインターネットの怖さを指摘する声も挙がっています。
WBCの日本対キューバ戦で山田哲人のホームランボールを取って二塁打にした少年、その出来事からわずか数分でtwitterアカウントがバレ、本名学校顔年齢が晒され1000人を超える人間からリプライが来るの、これは後世にインターネットの怖さを教える授業で扱っても良いレベル。
— 雨寂れ (@amesabire) 2017年3月7日
確かに、ものの数分でここまでのことが起きるとなると、SNSの使い方を改めて考えさせられますね。
侍ジャパン打線が奮起し、炎上がおさまる
しかし、その後、松田選手の3ランホームランなど侍ジャパンの打線が奮起し、
最終的に11対6で見事日本が勝利したことで炎上が収束していきます。
2017WBC開幕戦 日本 vs キューバ なう。
5回裏 🇨🇺6 – 1🇯🇵
4回裏の山田哲人の悪夢を払拭する
松田の3ランホームラン‼️#侍ジャパン #侍JAPAN pic.twitter.com/1qiaJpXzmD— supremesupreme (@fukuchanrina) 2017年3月7日
WBC見てない人に解説すると
①山田がHRを打つ
②少年がミットを伸ばしてキャッチ
③協議の結果HRにはならず
④少年がキャッチしたボールをTwitterに載せる
⑤大炎上
⑥少年がツイ消し→出禁に
⑦松田が3ランHR打って6-1に
⑧Twitter民「許す」←今ここ— たいら@ようこそイトコたち (@tieela_with_you) 2017年3月7日
小林がダメ押しの犠牲フライを放ちました!
11-6です!#野球#WBC#侍ジャパン pic.twitter.com/Np1Ao5Dbl8— 孝@赤いクツ (@akaikutunotaka) 2017年3月7日
中には、少年の名誉を守っているために戦っているという声も。
今侍ジャパンは日本のためでなく、山田のホームラン性の球をうっかり捕って2塁打にしてしまった1人の野球少年の名誉を守るために戦っている
— たろちん (@tarochinko) 2017年3月7日
ホームランボールをキャッチしてしまった少年を救うために一丸となってスリーランホームランを放った日本代表は真のサムライ
— ごやごろう@矢鎌赤品安尾蒲 (@ashimagari59) 2017年3月7日
侍ジャパンの奮起のおかげで、炎上は無事収束を迎えられそうですね。
ただ逆に、この試合をもし負けてしまっていたらと考えると、果たしてどうなっていたのか・・・
あまり考えたくありませんね。
【追記】山田哲人が少年にエールを送る
2017年3月9日、日刊スポーツによって、
山田哲人選手が自身の幻のホームランボールをとった少年に対して、
「僕は全然気にしてない。だから野球を嫌いにならず、またグラブを持って応援に来てほしい」
「これも何かの縁だし、将来プロ野球選手になって、一緒に『あんなことがあったね』と懐かしい話ができるように頑張ってほしい。僕も完璧な本塁打を打てるように頑張ります」
とエールを送ったことが報じられました。
この言葉で少年の心が少しでも軽くなることを願いたいですね。