日野皓正の往復ビンタ動画は中学生も悪い?体罰の理由や目撃者の証言
2017年8月31日、世界的トランペッターの日野皓正さんが中学生に対して往復ビンタ及び体罰を加えたことが報じられました。
ここでは日野皓正さんの往復ビンタを行なった様子を映した動画や体罰を加えた理由、中学生にも非があるとの目撃者の証言までまとめます。
日野皓正のプロフィール
出典:Naverまとめ
- 名前:日野 皓正(ヒノ テルマサ)
- 生年月日:1942年10月25日 (現年齢74歳)
- 出身地:東京都
- 職業:ジャズ・トランペット奏者
日野皓正が中学生ドラマーに往復ビンタ
2017年8月31日発売の『週刊文春』及び『週刊新潮』によって、世界的ジャズトランペッターの日野皓正さんが舞台上で中学生に対して体罰を加えていたと報じられました。
世界的トランペッター・日野皓正が中学生を往復ビンタ https://t.co/G5osfcP8cl #日野皓正 #体罰 #週刊文春
— 文春オンライン[文藝春秋] (@bunshun_online) 2017年8月30日
記事の内容をまとめると、
- 体罰騒動が起きたのは、2017年年8月20日に開催された中学生バンド『Dream Jazz Band 13th Annual Concert(ドリバン)』のイベント中でのこと
- 日野皓正さんは第1回目から、この中学生バンド「ドリームジャズバンド」の指導にあたっており、騒動当日も指導者として参加
- 問題が起きたのはアンコールの後半、ソロタイム中に日野さんがステージに上がると、ドラムを叩く中学生の髪を引っ張り回し、往復ビンタを浴びせた
という流れになります。
日野皓正の往復ビンタの模様を映した動画
日野皓正さんが中学生ドラマーに往復ビンタを浴びせる様子を映した動画は下記、週刊新潮が公開した動画にて視聴いただけます。
観客が見守る中で、ドラムを叩く中学生に対して歩み寄っていき、確かに髪を引っ張ったり、往復ビンタを浴びせたりなど体罰を加えている様子が伺えます。
教育委員会は「子供も了解していた」と回答
一連の体罰行為に対して、コンサートを主催した世田谷教育委員会は、
「コンサート終了後、日野氏から、その子どもに話しかけて、子どもも了解していたとの事です。なお、教育委員会からは、今回の件について委託先の『せたがや文化財団』に、(日野氏の)行過ぎた指導についての対応を要望しました」
と回答。
子供も了解の上での体罰だったと明かしています。
日野皓正の体罰行為に批判殺到で炎上
しかしながら、日野皓正さんの行き過ぎた体罰行為を記した報道内容に、ネット上からは批判が殺到し、炎上する事態に。
こんな大勢の前であれは無いわ。#日野皓正 中学や高校で暴力を振る指導力のない先生にしか見えん。
— kamochou (@Daru_fuku) 2017年8月30日
日野皓正さんの件、例え中学生が打ち合わせ通りに演奏しなかったとしても、中学生の彼は表現したいことがあったのだと思う。それをあのような形で彼にとっての晴れの舞台で辱しめを与えるのは良くない。全然ジャズじゃない。
— Zegna (@1967mistral) 2017年8月30日
動画を見てみると、男子中学生ドラマーが勝手な行動をしていてそれを正すために体罰を加えたのは明らかですが、往復ビンタを加えるなどは行き過ぎた指導であったことは間違いないものと思われます。
体罰を受けた中学生男子にも非があった?
週刊文春、週刊新潮の第一報の段階では、日野皓正さんが100%悪いかのような印象を受けましたが、テレビで大々的に放送されたことで、騒動の真相、現場にいた人たちの実況レポートなど情報が集まり、中学生にも非があったという意見も多々相次いでいます。
日野皓正が体罰を加えた理由
そもそも日野皓正さんはなぜ体罰を加えたのか?
その理由は、
- 子供たちが自主的に短い持ち時間でソロを回している中で、中学生A君が全く交代せずに、ドラムを叩き続け、好き勝手演奏していた
- 日野氏も最初は温かく見守っていたが、辞める気配がなかったことから、スティックを取り上げた
- しかし、それでも中学生A君は素手でドラムを叩き続けた
- その様子に怒った日野氏はA君に体罰をふるった
という経緯のようです。
日野皓正さんがニュースで報道されてるなぁ。 pic.twitter.com/jSD8UoyPsI
— 魁人 (@gassi2539) 2017年8月31日
現場にいた目撃者の証言
また体罰が行われた当日、現場のコンサート会場にいた方からの目撃証言も上がっています。
日野皓正ビンタ演奏会を見ていた感想。例のドラムソロを最初は見ていたメンバーも段々困惑した様子になる。ドラムの子が片手で参加しろと煽り、それぞれ音を出して参加、大音量フリージャズ状態で盛り上がるが収拾着地出来ず。メンバーは演奏を止めた。でもドラムソロを叩き続ける。で、日野止めに入る
— kura (@kura89780165) 2017年8月30日
日野皓正ビンタ演奏会を実際見ていた感想。子供たちが自主的に短い持ち時間でソロしてを回している中で、ドラムが信じられない長時間延々とソロを続けた。日野がスティクを取り上げて離れようとしたら、彼は素手で叩き続けた。日野が「みんなにもまわせ!」と身振りも交えて言ったが無視して睨みつけた
— kura (@kura89780165) 2017年8月30日
その内容を見てみると、
- ドラムの中学生が長時間ソロを続けていた
- 日野氏がスティックを取り上げると、無視して睨みつけた
など、少年が悪態をついていたことが明かされています。
他の目撃者の証言を見てみても、
「少年は自分のステージかのように振る舞い、長時間のソロ、トランペットにも命令」
「見てるこちらも腹が立った」
とコンサートそのものを壊すかのような行動をとっていたと記されています。
その場にいましたが、少年は自分のステージかのように振る舞い、長時間のソロ、トランペットにも命令。スティック取り上げられても、睨み返して手で叩き出す始末。さすがに見てるこちらも身勝手さに腹が立ちました。この内容を伝えましたが文春に片っ端から削除されましたので、この場をお借りして
— はむちゃん (@froggy_fever) 2017年8月30日
これ、会場で見てましたけど暴力といえるものではないですよ。スティックをとられたのに、子供が睨んで叩き出す、髪は掴んだ程度。ビンタは「目を覚ませ」な感じで音も聞こえないピタピタ、とほっぺた触った感じ。
— はむちゃん (@froggy_fever) 2017年8月31日
中学生も「自分が悪かった」と認めている
さらに、発売された週刊文春には、中学生A君およびA君の父親のインタビューも掲載されており、
中学生A君は
「自分が悪いんだと納得しています。」
「今回の件で『ドリバン』が無くなって欲しくはない」
A君の父親は、
「ジャズを理解している人からすれば、うちの子が悪い。」
と語っていることが明かされています。
日野皓正体罰騒動、ビンタされた中学生の父親は「ジャズを理解している人からすれば、うちの子が悪い」、その中学生も「自分が悪いんだと納得しています」「今回の件で、『ドリバン』(中学生ジャズバンド)が無くなるという事態には、絶対なって欲しくないです」って発言してるのに、この報道なんだ。
— 吉田光雄 (@WORLDJAPAN) 2017年8月31日
日野皓正さんが体罰を振るったのは動画を見ても明らかで、少なからず非はあると考えられます。
しかし、今回の一連の報道では「日野皓正さんの体罰」のみ強調されて報道されており、なぜ体罰を振るったのかという理由についての説明が不十分であったために、偏向報道だと批判する声も少なくないようです。